エンジニアになって半年の振り返り

こんにちは。今年3月にフィヨルドを卒業したぴーです。

これはフィヨルドブートキャンプ Part 2 Advent Calendar 2022 - Adventarの17日目の記事です。昨日16日目はtomonariさんのフィヨルドブートキャンプに参加して1年経ちました。でした。

 

前回のブログが自作サービスリリースで終わっていて就職したこともその後のことも書いていなかったので、今回はエンジニアとして就職しました!&半年経過報告を行います。

7月に入社

3月頭にフィヨルドを卒業しましたが、その後1ヶ月くらいかけて自作サービスの修正や追加で開発プラクティスのタスクを行なっていたので、4月中旬頃から就職活動を始めました。

フィヨルドに入る前から「卒業したのはいいもの果たして本当に就職出来るのか...?」という不安は常々頭の片隅にあったのですが、7月から無事にエンジニアとして働くことができその心配は杞憂に終わりました🎉

エンジニアとして働く(お給料を貰う)というスタート地点に立てて本当に良かったです!

 

入社して最初の2ヶ月

入社して最初の2ヶ月は研修期間になり実務にいきなり参加!ということはなく、RubyRailsSQLJavaScriptなどの復習を一通りざっと行ったのち、フィヨルドの自作サービスと同じような感じで1ヶ月かけて自作サービスの開発を行ないました(半年ぶり2回目の自作サービス)

研修の時点で既に私がアサインされる案件が分かっていてそこではReactを使うこと・テストはRspecで書くことが決まっていたので、自作サービスでも軽くReactとRspecを使いました。

フィヨルドで作った自作サービスはVue.jsを使用し、テストはMinitestで書いていたので研修期間でReact・Rspecの勉強が出来たのは有り難かったです。

研修でやっていることはフィヨルドでやっていたこととほぼ変わらなかったので、研修期間中は「これでお金が貰えるんだ?!」という気持ちでした。今まで格安フィヨルド価格ながらもお金を払って勉強していた身だったので、自分の勉強にお金が払われているのはなんだかずっと不思議な感じでした。

出社・リモートが自由に選べて、メンターでついてくれる先輩方も詰まると色々と教えてくれて(1人はフィヨルド生)、 ストレスフリーな良い環境で研修させてもらえ、良い会社に入ったな〜と素直に思いました。

とは言うものの研修期間だからまだ楽しいのであって、実際実務に入ったらそんなでないかもしれない...という不安もあったので、研修期間は研修期間。実務は辛いかもしれないと思うようにしていました。笑

実務開始

2ヶ月の研修を終え9月から実務が始まりました。

実務で全然ついていけなかったらどうしよう...という不安はかなりあったのですが、(こうやって振り返ってみると自分が心配性だということがよく分かりますね...笑)

始まってみると意外とついていくことが出来ている・(先輩に助けられながらだけど)一応戦力にはなっているという感触があります。

実務でも行うことは基本的にはフィヨルドスクラム開発の延長線上みたいな感じで、「issueにアサイン→issueの実装を行なう→PR提出→レビューもらう→マージ」という1連の流れはほぼほぼ同じです。勿論タスクの難易度は上がるし、先方とのやり取り含め実際の業務はもっと複雑ではあるけれど、卒業生の「実務もほぼ同じだよ」は本当だったんだなと実感しました。

実務でついていけるか、成果を出せるかというのはみんな不安な点だと思うのですが、現フィヨルド生の方は卒業まで出来たらある程度やっていける💪と思っても差し支えないと思います!

 

とは言え、まだ自分1人でやり切るとなると時間をかなりかけてしまう・解決出来ない問題も多々あります。そういう時はハドルで画面共有しながら先輩に一緒にコードを見てもらって実装してます。最終的には頼ることが出来る、助けてもらえるというのは精神的にとても楽な気持ちで仕事に望めて、心理的安全性が高い環境で働けてると実感しています。

 

エンジニアになってみて

毎日開発に携わるコードを書くことが出来、入社前に比べて出来ることが増えているというのを日々実感しています。実装が上手くいかず進捗が出ない時、頭使い過ぎてめちゃくちゃ疲れる時、脳にエネルギー使いすぎて夕方低血糖になってフラフラしてる時、しんど...と思うことも多々ありますが、それ以上に「楽しい!」と思いながら働けています。

楽しいな〜と思いながら働けてるので、思っていたより自分はコードを書くの好きなんだなと気づきました。

私は今の会社が3社目でエンジニアになるまでに2回別の業種を経験してますが、今が1番楽しくストレスを感じず働けてるので(1.2社目グレーだったのかもしれない...?)全然異なる業種から思いきってエンジニアになる道を選んで本当に良かったと思います!

 

まとめ

エンジニアになって半年経ちましたが、想像していた以上に楽しく働けてます!1年後全然違う心境になってる可能性はありますが、とりあえず今の時点では「職場の環境や案件先の人間関係も問題なく、コード書けて楽しい」です。Simple is the best.

来年はもっと技術力上げて出来ること増やしていきたいです〜🔥

 

 

 

 

小さな困りごと管理サービス「ちいこま」をリリースしました

はじめに

「ちいこま」という自作サービスをリリースしました🚀

chiikoma.herokuapp.com

これは私が通っているフィヨルドブートキャンプの最終課題「自作サービス」の一環としてリリースしたものです。 今回はWebサービスの紹介と作成経緯等についてまとめたいと思います!

目次

自己紹介

ぴーと言います。2021年の4月からフィヨルドブートキャンプでプログラミング学習を始め、2022年3月に本サービスをリリースしました! 「自作サービス」リリースまで約1年、学習時間でざっと1300~1400時間近くRubyを始めRuby on Rails・Vueなどを学習しました。

作った経緯

まず自作サービスを作るにあたり、自分の興味のある分野でサービスを作ろうと決めていました。 旅行・スポーツ・メンタルヘルス・英語学習などの中から案をいくつか考えていましたが、どれもイマイチピンと来ない。 そんな時、昔見たこのツイートを思い出し「セルフケア」に関するサービスを作ろうと思いました。

元のツイートにもありますが、「セルフネグレクト(自己虐待)」とまではいかなくても誰しも少なからず自分のことをおざなりにしてしまう傾向があると思います。 「他人からの頼まれごと」や「やらなきゃいけない(Todo)コト」は手をつけやすいけど、「自分だけのため」・「小さな困りごと」となるとついつい後回しにしがちな状況は多いと思います。
普段忙しく、自分のことを後回しにしがちな人が「自分自身の問題」や「解決したかったこと」に向き合うきっかけになるようなサービスを作りたいと思い、自分のためだけの小さな困りごと」管理サービス「ちいこま」を作ることにしました。

ただ「作りたいサービス」が先に来て、後から技術的なことを検討したので「これってTodoリストに近いのでは…?技術的に少し見劣りがするかも…?」と技術面の問題では少し悩みましたが、@ken-c-loにさん、@machidaさん、@komagataさんにエレベーターピッチの段階でたくさんのアイディア・改善案を頂き、普通のtodoアプリにはない独自機能(1週間の振り返り・ちいこまにポイントをつけるなど)を入れることになったので、その後は技術面の問題もあまり気にすることなくサービス作成に取り組めました!

サービスの紹介

「ちいこま」のオススメ機能を紹介したいと思います。

日替わり機能

f:id:piiizaki:20220406133756p:plain エレベーターピッチを仕上げていく中で、
・ セルフケアが必要な人は「自分の願望・困りごとに気づきにくい」傾向がある。
・問題は「気づく」→「放置しない」→「解決する」の順で解決するため、そもそもの問題があまり思いつかない・気づかないと解決にまで至りづらい
という意見を頂き、アプリ側からちいこまを日替わりで提示(1日/1件)する機能を実装しました!

ちいこまに順番をつける

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小さな困りごとに「 困り度・経験する頻度・対策コスト」の観点からポイントをつけることで、「どの問題が1番困っているか」・「早く解決すべき問題はどれか」を数字で示すことができ、問題に着手しやすくなるようにしました。

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「時間管理のマトリックス」(会社の研修とかでよく見るやつ)を参考にしてます📝

1週間のがんばり

f:id:piiizaki:20220406134443p:plain 過去1週間で「登録したちいこま」・「解決したちいこま」の合計ポイントを表示する機能を実装しました。 「このポイント分だけ自分の問題に気づけた!解決できた!よくやったぞ〜〜!」と自分のがんばりを目に見える形で確認できることで、モチベーションアップに少しでも繋がってほしいという思いで作りました。 グラフ部分は週ごとの比較表示になってます🌟

その他の機能についてはGithubリポジトリを挙げているので、気になる方はぜひ見てみてください〜!

github.com

技術スタック

開発について

かかった期間

エレベーターピッチの提出からペーパープロトタイプの作成・実装・デプロイ・リリースまでで約3ヶ月かかりました。

進め方

フィヨルドの開発プラクティスと同様に、GitHub の Projects を使ってタスク管理を行い進めました。
開発プラクティスの時はissueも既に用意されている状態で、自分の担当分のissueをこなしていく進み方ですが、今回は「issueの登録」も「手を付ける順番」を決めるのも全て1人で行います。 「これでいいのかな?」と手探りで進めている感がありその点は少し難しかったです。

進捗報告会

「自作サービス」には1週間に一度の「進捗報告会」があります。
そこで「今週やったこと」・「次週やること」・「その他気になる点」の共有が出来たため、「直した方が良い問題」を早めに修正する場があったのは有り難かったです〜〜
あとは、他のフィヨルド生の進め方も知れるので勉強になりました。(皆レベルが高い…!)

大変だったこと

0から物を作ること

これまで「0の状態からwebサービスを作り上げる」という経験をした事がなかった為、「全てが初めて全てが手探り」の状態がずっと続いていたのは精神的に大変な面でした。特に最初の内は「とりあえず出来るところから始めるぞ!」の精神で進めていたせいで、1コミットの粒度が大きくなりすぎたり、無駄なマイグレーションファイルが増えてしまい、綺麗とは程遠い制作過程になってしまったのが心残りな点です。 リリースを終えた今はもう少し綺麗で無駄のない進め方でサービスを作る事が出来ると思うので、いつかリベンジしたいと思ってます…!

RailsとVueの連携

「最悪全部Railsで実装してしまおうかな…」と当初考えていたくらいVueとJavaScriptに苦手意識があり、「せっかく学習したから一部くらいはVue化しないと」という思いでVue化に取り組み始めました。
Web APIの作成も行ったことがなかったため、まずはRailsでのAPIの作り方から学習し直しました。 Vue化を進めているうちに「一覧ページだけVue化してるのも変だな」・「ボタン部分だけrailsで実行ってかなり変だな」と色々と気になるようになり、最終的にVueを1から復習し当初の予定よりも大幅にVue化しました。
大変だったけど、Vue化に取り組んだ事で今まで苦手意識があったものを克服できたので良かったです。

CSS

自作サービスを始めた当初こんなにcssを書くとは思っていませんでした…。フィヨルドの最初の方のプラクティスで書いた以来だったため、かなり抜けている部分も多く、簡単な実装も思ったようにいかない状態が続いた時は地味にストレスが溜まりました😇
ただ、フロントエンドが整い一気にwebサービスの見た目に近づいた時は凄くテンションが上がりサービスに愛着が湧いたので、「フロントエンドはとても大事!」ということも実感できました。

楽しかったこと

基本的に全て楽しかったです!「開発プラクティス」から始まり「自作サービス」と今まで勉強していたことが実践に繋がっているのを感じられて、夢中になって取り組む事が出来ました🚀「自作サービス」は基本的に1人で進めていく時間が多いですが、「またwebサービス作成に挑戦したい!」と思うくらいには楽しかったので、特に集中力も途切れることなく進められた気がします!

まとめ

「ちいさな困りごと」というニッチなサービスではありますが、興味を持っていただいた方は是非一度登録して利用していただけると嬉しいです。
改善点や要望などありましたら、@takapi61にDM等お願いします✉️
そして自作サービスリリースに至るまでたくさんの相談・添削をして下さった@machidaさん、@komagataさん、@ken-c-loさん本当にありがとうございました!

無事に自作サービスリリースまで出来たので、残すは就職活動頑張ります👀

私の初めて日記 -フィヨルドブートキャンプに参加中-

これはフィヨルドブートキャンプ Part 2 Advent Calendar 2021 - Adventarの21日目の記事です。

昨日20日目は

でした。

はじめに

初めての記事になるのでまず自己紹介から。
2021年4月からフィヨルドブートキャンプに参加しています。
2021年7月頃から本格的にプログラミングの勉強を行なっています〜
フィヨルドに入る前はプログラミングはほとんど勉強したことがない初心者です。
CSSとHTMLに少し挑戦したけど、「あんまり面白くないな…」と思い1ヶ月位で飽きた過去があります。

「ブログいつか始めないと」と思いつつ一向に始めなかったのですが、 フィヨルドアドベントカレンダーという機会を頂いた(メンターのりほさんが「参加すると来年良いことがあるかも」と仰っていた👀)ので、これを機に重い腰を上げブログを始めました!

今回はフィヨルドブートキャンプに参加中の立場から少しフィヨルドの紹介(?)をしたいと思います。

フィヨルドに決めた理由

なんか信頼できそう

数々のプログラミングスクールがある中でフィヨルドに決めた理由は幾つかありますが、1番大きかったのが「なんか信頼できそう」でした。
勝手な推測ですが、フィヨルド生の多くはこの理由で入ってる気がしています(笑)

・「未経験から最短○週間でエンジニア!」や「高年収」を謳っていない誠実そうなホームページ。
・月額制度なので合わないと思ったらいつでも途中で解約できる制度。
・メンター・顧問陣の紹介がきちんとされているところ。
などなどから「他のスクールとは違う雰囲気。良さそう。」と思いました。
※ 他のスクールは体験したことがないので、あくまで外野から見た意見です!!

身になりそう

2番目はカリキュラムの充実度・難易度が高く、卒業までに時間がかかりしっかり勉強ができそうと思ったところです。
過去の卒業生の方のブログを色々と拝見し、卒業までにはかなり時間と忍耐を要するけど、やり切れば技術が身につきそうだと思いました。

女性のメンターがいる

あとはメンターの中に女性の方が数名いたこともフィヨルドに決めたけっこう大きな要因です。
当初はフィヨルドともう1個のスクールで検討していましたが、もう一方のスクールの卒業生紹介がほとんど男性しか居なかったため、
「女性でも卒業できるの?」・「女性が全然居ないのはIT業界とはいえ若干どうなの?」という気持ちがあり、積極的に選択しようという気が起きませんでした。。

フィヨルドの現役生・卒業生の男女比は分からないけど、少なくともメンターの中には女性がいるみたいなので、 なんか安心できる」という理由で最終的に入会を決意しました〜!

実際に入ってみて、男性の方がもちろん割合は多いですが、女性のフィヨルド生もけっこういるので、男女比の問題は全然気にならないです😀
メンターの伊藤さんのブログにもフィヨルド生の男女比についての言及がありました。

フィヨルドに決めた理由は全てフィーリングと言えばフィーリングなのですが、実際に入ってみて「良い選択だった!」と思うので、 ナイス直感だったと思います💪

ラクティスの進め方

ラクティスごとに課題があり、参考URLや参考書籍を読み課題を進め、課題提出→メンターの方にレビューをもらう→再提出が全体のざっくりした流れとなります。
フィヨルドは「手取り足取り教える家庭教師スタイル」ではなく、「自分で進める→分からないところを質問する」・「習うより慣れよ」スタイルなので、プログラミング初心者には正直けっこうキツい時があります。
Rubyの中の課題の1つである「今月のカレンダーを表示するプログラムを書いてみよう。」に最初取り掛かった時は、 「????? 何から手をつけるのか全く分かんない」になりました。
(1個前の課題であるFizzBuzz問題からの急激な難易度の変化)

日報大切

ラクティス終盤までは正直「????? 何から手をつけるのか全く分かんない」状態がけっこう続くのですが、それでもなんとか課題をこなすことができたのは「過去の受講生が残した日報たち」によるところが大きいと思います。
フィヨルド生が残してくれている日報の中には「課題を解決するまでの細かい手順を書いてくれている日報」や「課題を進める上でのヒントになる日報」があり、「日報書くだけでもかなり時間かかりそう…」と思うような濃い日報があるので、課題解決のための情報はたくさんGETできます。
とはいえプラクティスも終盤になると少しずつ力がついてきて、日報をガイドにしなくても進められるようになったので、経験者の方などは自力でも乗り越えられると思います!
(私の場合「参考URLや参考書籍」だけでは絶対挫折していた自信があります…😂)

質問も大切

もちろん「日報」だけでなく「分からないところを直接質問」することも出来るので、「課題解決のための情報はあるけどWAKARAN」という場合は質問しています。
平日は毎日「質問タイム」がDiscordで開催されていて、課題に関することでも関係しないことでも質問できる時間があります。
あと最近は「ペアプロ・モブプロ」チャンネルがDiscordに常設されており、「課題につまっていてペアプロをお願いしたい!」という場合は、メンターの方々が時間調整してペアプロをして下さるので、分からない状態が続いても諦めなければ最終的にはなんとかなりそうな気がします!!

まとめ

以上でザックリとしたフィヨルドの紹介は終わりになります🙌

私自身はフィヨルドでの学習時間は1000時間を超え、現在はチーム開発と並行しながら自作サービスのエレベーターピッチ作りを行なっています。
自作サービスが終わると卒業ですが、この「あと少し」がめちゃくちゃ大変そうなので気合を入れて頑張ります👀
就職活動もそろそろ始めないと…頑張ります🔥

無事に卒業できたら「卒業しました!」記事を書きたいと思うので、絶対に卒業するぞ〜!